あけましておめでとうございます!
RISO 店長ハチです。
2025年が始まりました。
今年も築古物件を抱えながら
…と頭を悩ませる大家さんのために解説していきます。
築古物件は「老けた木造アパート」と思われがちですが、実はポテンシャルの宝庫です!
さて、2025年の抱負は“築古物件も笑顔にする”こと。
ぜひご一緒に!
今回の記事を読むことで、以下のポイントが理解できるようになります。
- 築古物件の課題と対策の全体像
- 空室問題の具体的な解決ポイント
1. 築古物件の課題と対策の全体像
築古物件の課題と未来の方向性
築30~40年の物件、いわゆる“築古”の課題は三つ。
- 空室問題
空室が出ると物件も寂しそうな顔に。解決にはちょっと工夫が必要です。 - 修繕計画
築浅の頃は「手間いらずの若い子」だった物件が、30年も経つと「そろそろ膝が痛い」と言い出すのは仕方のないこと。 - 出口戦略
「この物件、いつまで現役でいられる?」という真剣な問いかけが必要です。
これらを無視して「とりあえず空室埋めよう」と走ると、結果的に物件もオーナーも疲弊してしまいます。
2025年は、この3つをしっかり意識しながら空室対策を進めましょう。
2. 空室問題の具体的な解決ポイント
空室対策の七つのポイント
Point.1 借主・入居者層を意識する
「入居者なら誰でも歓迎!」というスタンスは一見親切に思えますが、気をつけないと「どこかの大家さんの駆け込み寺」になりかねません。
今年は、物件のイメージをしっかり意識しましょう。
例えば
など、ユニークな打ち出し方で、ターゲット層を絞り込むのもアリです。
Point.2 入居条件を広げる
…と思う方もいるかもしれませんが、リスクを減らす工夫をすれば問題なし。
例えば、保証会社を導入したり、保険を活用したり。
「リスクはゼロにできないけど、どうせなら今年はゼロに近づけよう」が2025年のテーマです。
Point.3 中長期で収支計画を立てる
築古物件も“人生設計”が必要。
築40年の木造物件を「第二の青春」と捉え、再投資で若返りを図るのか。
それとも「あと10年だけ頑張って、あとは楽隠居」という計画にするのか。
今年は物件の“人生相談”に乗る気持ちで考えましょう。
Point.4 募集条件に柔軟性を持たせる
例えば、「フリーレント3ヵ月」や「Wi-Fi無料!」など、一見太っ腹な条件で攻めてみるのも手。
収支計算を基に、
…と見極めれば怖くありません。
今年は「攻めの募集条件」で空室ゼロを目指しましょう!
Point.5 募集戦略のためにUSPを整理する
築古物件にも必ず光る部分があります!
- 「駅徒歩10分」
- 「日当たり抜群」
- 「昔ながらのレトロな雰囲気」
などなど、物件のUSP(強み)を再発見してみましょう。
今年は「宝探し」気分で、物件の魅力を掘り起こしてみませんか?
Point.6 適正な家賃査定をする
家賃は「大家さんの希望」ではなく、「市場の声」で決まります。
今年は地域の家賃データを分析して、適正価格をしっかり見極めましょう。
適正家賃を基に計画を立てると、「地に足のついた経営」が実現します。
Point.7 デジタル化の活用
2025年は「デジタル元年」。
物件の宣伝にもSNSや専用サイトを活用しましょう。
物件専用のランディングページを作るだけで、入居希望者の関心を引きやすくなります。
今年のキーワードは
築古物件も笑顔に
築古物件は、経年劣化した宝石のようなもの。
磨き方次第でキラキラ輝きます。
2025年も、築古物件に愛情を注ぎ、笑顔あふれる経営を目指しましょう!
さあ、今年も一緒に頑張りましょう!
物件もオーナーも、幸せになれる年に!
今回の記事は、築古物件が抱える課題を把握し、空室対策や修繕計画、中長期の経営視点など、実践的で効果的な収益改善策を解説させていただきました。
物件の強みを再発見し、デジタルツールを活用することで、築古物件でも笑顔あふれる経営を実現するためのヒントになれば幸いです。
築古物件に悩む大家さんにとって、今回の記事は「次の一手」を見つけるきっかけとなるはずです。
築古物件も磨けば光る!
この記事を参考に、物件とオーナー自身の未来を明るく照らしましょう!