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Vol.51 基準地価からみる「半導体、インバウンド復活、鉄道整備」の影響

こんにちは!
RISO 店長ハチです。

2024年12月現在、国土交通省が発表した基準地価をもとに、不動産業界を賑わすホットトピックを解説していきます。

今年は、

  • 半導体バブル
  • インバウンド爆増
  • 鉄道新時代

の三本柱が地価上昇を牽引!

不動産市場にどんな笑顔(もしくは苦笑い)が生まれるのか、一緒に見ていきましょう。

今回の記事を読むことで、以下のポイントが理解できるようになります。

  1.  現在の地価動向とその要因
  2.  地域別の特徴的な動き
  3.  地価上昇の背景にある社会・経済の変化
  4.  今後の展望
  5.  不動産を見る楽しさ

1. 現在の地価動向とその要因

北海道・熊本の地価上昇は「半導体バブル」効果?

2024年も千歳市・恵庭市・北広島市の地価は絶好調!

いやもう、札幌周辺が

店長ハチ
店長ハチ
「日本のシリコンバレー」になる日も近いかも?

…と言われています。

特に千歳市は、今年も住宅地の上昇率ランキングで全国トップ5を独占。

北海道ボールパークFビレッジの影響に加え、ラピダスの半導体工場建設ラッシュが止まりません。

専門家曰く、

専門家
専門家
千歳市の水資源と広い土地が評価され、半導体産業が次々と進出

まさに日本版シリコンバレー!」。

ですが、地元住民は

地元住民A
地元住民A
家賃が2割上がるなんて聞いてない!

…と半導体よりも財布の心配。

これ、もはや半導体バブルならぬ…

店長ハチ
店長ハチ
「家賃バブル」じゃないですか?

ちなみに熊本県大津町も引き続き注目エリア。

地元のスーパーでは「半導体まんじゅう」が売られているとかいないとか…。

2. 地域別の特徴的な動き

インバウンド復活!白馬村と高山市の奇跡

今年は白馬村が再び外国人に大人気!

スキー場だけでなく、温泉地やグルメスポットも外国人観光客で賑わっています。

長野県内で唯一、人口が増えているというのも驚きです。

ただし地元では、

地元住人B
地元住人B
外国人向けに家賃を値上げしている

…なんて噂もちらほら…。

高山市では、商業地価が前年比10%近く上昇。

店長ハチ
店長ハチ
90%以上が森林

…といわれる市内ですが、観光客は森林ではなく古い街並みと温泉目当て。

地元のおばあちゃん曰く

地元のおばあちゃん
地元のおばあちゃん
高山がこんなに人気になるなら、家の土間をカフェにでもすればよかった!

これからの不動産ビジネスは、人口減少ではなく「関係人口」をいかに増やすかがカギになりそうです。

もしかしたら、次の基準地価発表時には

メタバースで白馬村に土地を買う人が急増中!

…なんてニュースも飛び込んでくるかも?

3. 地価上昇の背景にある社会・経済の変化

リニア&新幹線が地価に与えた意外な影響<

リニア中央新幹線の進捗が遅れる中でも、神奈川県相模原市の橋本駅周辺は地価上昇が続いています。

今年も「リニアが来る!」という期待感だけで地価は上昇中。

ただ地元住民からは、

地元住民C
地元住民C
リニア完成までに橋本駅のカフェの数が10倍になりそう

…と別の意味での期待が…。

九州では西九州新幹線の開業効果がじわじわと広がっています。

長崎県諫早市や佐賀県武雄市では、住宅地が久々の上昇。

武雄市では

地元住民D
地元住民D
新幹線が街を救った!

…と語る人もいれば、

地元住民E
地元住民E
新幹線に乗る前に駅弁が高すぎて財布がピンチ…

…という声も。

2025年以降も、新幹線やリニアの沿線地域では不動産市場が盛り上がりそうです。

ただし、期待が膨らみすぎてバブルになる可能性もあり、

店長ハチ
店長ハチ
地価は上がったけど利用者はまばら

…という事態もあり得るので、慎重な投資判断が求められます。

4. 今後の展望

2025年はさらなる地価上昇か?それとも…

2024年の基準地価には「半導体」「インバウンド」「鉄道整備」という三大要因が色濃く反映されました。

2025年以降も、この流れは続くと予想されますが、突如現れる“第4の要因”にも注意が必要です。

もしかすると「AI住宅」や「宇宙旅行需要」が地価を動かす日も来るかも?

私たち賃貸経営のプロとしては、笑顔を絶やさず、地元住民の生活と投資家の期待をバランスよく考えながら、柔軟に対応していきたいものです。

5. 不動産を見る楽しさ

それにしても、土地の未来を語るって、まるで風船に空気を入れてるようなものですね。

空気を入れないと風船(夢)は膨らまないし…

膨らませても放置してしまえばしぼんでしまう。

そして膨らませすぎたら割れてしまう…

しかし空気を入れないと始まらない。

どれくらい入れるかは、

空気を読むということを考えるのが一番面白い!

今後も地価動向を注視しつつ、不動産業界で笑顔を広げていきます!

まとめ

この記事では、2024年の地価上昇を支える「半導体」「インバウンド」「鉄道整備」の三大要因について、地域ごとの動きやその背景をユーモアを交えてわかりやすく解説させていただきました。

具体的には、

北海道や熊本での半導体産業による活況、

白馬村や高山市での観光需要の復活、

そして

相模原や九州での鉄道インフラ整備が地価や経済に与えた影響が取り上げられた内容をご紹介いたしました。

また、

人口減少時代における「関係人口」の重要性や、

将来の不動産投資の方向性についても皆さんに伝わっていれば幸いです。

地価の未来を読み解くのは難しいですが、笑いと学びを両立させながら、楽しんで不動産の可能性を探ることが成功への第一歩です。

さあ、次の「半導体まんじゅう」はどの街で発売されるでしょうか?