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Vol.45 ゼネコン施工ミスの多発 ~建設業界は笑えないけど笑ってしまう現状~

こんにちは!
RISO 店長ハチです。

2024年も建設業界は波乱続き!

大型ビルや公共施設の施工不良が相次ぎ、関係者の胃薬消費量が増加しているようです。

今年の新たなスローガンは

店長ハチ
店長ハチ
鉄骨の柱よ、まっすぐ立て!

…かもしれません。

今回の記事を読むことで、以下のポイントが理解できるようになります。

  1.  ゼネコン施工ミスの実態
  2.  建設業界の背景
  3.  賃貸業界への影響
  4.  今後の見通し

1. ゼネコン施工ミスの実態

ゼネコン施工ミスの背景に構造的問題

昨年からの話題は、札幌の高層ビルの施工不良事件。

大成建設が

ゼネコン
ゼネコン
全工程の2割以上まで進んでいるので安心してください

…と言いつつ、

ゼネコン
ゼネコン
鉄骨解体して建て直しします

…と発表した時の建設業界の反応は、

建設会社A
建設会社A
それ、安心じゃなくて不安の塊なんだけど?

…というものでした。

今年は、この影響で周辺地域の住民が

住民
住民
このビルの完成、見届けられるのは孫の代かな

…と半ば本気で言っています。

同じく大成建設による東京・世田谷区役所庁舎の工事は、施工計画ミスで2年近くの遅延が発生。

これは建設業界の「超高速」なスケジュール感では許容範囲らしく、

建設業者
建設業者
2年ならまだ早いほうだよ

という声も…。

しかし、この調子では、世田谷区役所の新庁舎が完成する頃には

区役所職員
区役所職員
高齢者福祉課の職員全員が福祉を受ける年齢になるのでは?

…というジョークも。

さらに話題をさらったのはJR田町駅前の「田町タワー」。

昨年6月末に竣工予定だったビルが、床の施工不良で完成が9月末に延期。

清水建設は

S建設
S建設
床の高さがズレてしまった

…と説明しましたが、

T建設
T建設
床は地面にくっついてるのが仕事じゃないの?

…と笑い話にされる始末。

どうやら専門家によれば「鉄骨の柱の管理が適切でなかった」そうで、建設現場では今後「柱も床もズレないよう、全員スケール持参でチェック」が義務化されるかもしれません。

2. 建設業界の背景

施工ミスの裏に建設業界の深刻な現状

こうした施工ミスが起きる背景には、建設業界全体が抱える深刻な問題があります。

建材費と人件費のダブル値上げに加え、週休二日制の導入で現場労働力がさらに圧迫。

再開発ブームで大型案件が次々と立ち上がる中、人手不足が深刻化しています。

一部のゼネコンでは、工事の進捗を追うために「帳票管理のデジタル化」を進めていますが、現場の声は辛辣。

現場職員
現場職員
Excelで報告書を作る時間が減ったのはいいけど、その分施工ミスの修正に追われてる!

…と。

結局、効率化も追いついていないのが現状です。

さらに、某ゼネコンでは

某ゼネコン
某ゼネコン
案件が多すぎて工事に手が回らず、辞退する案件が多い

…とのこと。

年間1000億円から2000億円もの機会損失が発生しているとの噂です。

3. 賃貸業界への影響

賃貸住宅建設やリフォーム現場でも、値上げや工事遅延の影響は避けられず、賃貸業界は

不動産会社
不動産会社
もはやこれまでか…

…と嘆く声も。

一方で、賃貸経営者としては

賃貸経営者
賃貸経営者
今後のトラブルも含めて、笑顔に変える力が大事

…と考えています。

例えば、施工遅延が発生した物件を見学に訪れたお客さんには、

営業マン
営業マン
こちらが伝説の“完成予定未定タワー”です

とジョークを交えて案内すれば、意外と好評かもしれません。

建物が完成すれば、

見学者
見学者
こんなに遅れたのに、仕上がりは意外と良い

…と褒められる日が来るかも?

4. 今後の見通し

建設業界と賃貸業界の未来は明るい?

2025年以降、AIやロボット技術の導入が進み、施工ミスの削減が期待されています。

ただし、これまでの問題を反省しつつも、笑顔を忘れない姿勢が重要です。

建設業界
建設業界
工事現場にユーモアを!

…をモットーに、未来の建設業界が笑顔で満ちる日を楽しみにしています。

建築の未来も、賃貸の未来も、そして皆さんの笑顔も支えます!

まとめ

建設業界では施工ミスや計画の遅延が相次ぎ、その原因は管理不足やコスト増、人手不足などの複合的な問題に起因しています。

これらの課題は、賃貸住宅やリフォームにも波及し、不動産業界全体に影響を与えています。

一方で、デジタル化やAI技術の導入による改善の期待も高まっており、未来には希望が見えます。

こうした状況の中で、賃貸経営者としては柔軟な対応策と前向きな姿勢を持ちつつ、時にはユーモアを交えて困難を乗り越える力が求められます。

難しい問題でも笑顔を忘れず、ポジティブに未来を築いていきましょう!

困難の中にも笑顔を――建設と賃貸、未来は共に創るものです。