【アメリカ】オフィスの賃貸住宅化が加速中
こんにちは!
RISO 店長ハチです。
今回は、アメリカのオフィスが“おうち”になる!?
住宅改修計画の現在地なついてご紹介いたします。
今回の記事を読むことで、以下のポイントが理解できるようになります。
- オフィスの住宅化が進む背景
- オフィス物件の住宅改修の可能性と課題
- 住宅化に向けたコストと規制の壁
- リモートワークがもたらす都市の変化
1. オフィスの住宅化が進む背景
アメリカではリモートワークがすっかり定着し、オフィスビルが空き家状態になる一方、住宅不足が深刻化しています。
この2つの問題を一挙に解決する秘策として、大都市を中心に「オフィスの住宅化」が進行中。
もはや「出勤したら家だった」なんて未来も夢じゃない?
2. オフィス物件の住宅改修の可能性と課題
古いオフィスビルは“リフォームの星”!?
この流れ、どんなビルでも改修できるわけじゃありません。
戦前に建てられた古いビルは「空調が微妙」な代わりに窓が開く仕様で、住宅化にピッタリ。
一方、現代のハイテクオフィスは「空調バッチリ」でも窓が開かないため、住むには息苦しそう…。
つまり、「ビルの年齢」が住宅化成功のカギ。
人間と同じで、年を重ねると意外な魅力が出るんですね。
3. 住宅化に向けたコストと規制の壁
リモートワークの影響は計り知れず
2024年の調査によれば、リモートワークを続けたいと考える人は依然として9割以上。
そりゃ、通勤時間を短縮して「リビングがオフィス」の生活を味わったら、元には戻れませんよね。
こうして空いたオフィスを住宅に変える動きが盛り上がる中、行政も
…と規制緩和を検討中。
住む人がいなくなったら都会の魅力も台無しですから。
コスト計算が一筋縄ではいかない現実
とはいえ、住宅化にはコストがかかります。
改修工事代と見込まれる家賃収入を天秤にかけると、なかなか採算が取れないケースも多いようです。
つまり「おしゃれなリノベで賃貸経営ウハウハ!」なんて甘い夢は禁物。
4. リモートワークがもたらす都市の変化
歴史的な転換点に立つオフィスと住宅の関係
アメリカの都市部では、オフィスと住宅の境界が曖昧になりつつあります。
「出勤=リビングに移動」
…という時代の到来で、ビジネス街の風景が大きく変わろうとしています。
これからは「どこに住むか」だけでなく、
「どのオフィスを住まいにするか」を選ぶ日が来るのかもしれません。
「オフィスに住む時代」が来るなんて、誰が予想しました?
でも、住宅ローンよりオフィスリフォームローンの方が流行る未来も、案外面白いかもしれませんね!
アメリカではリモートワークの普及が進む中、空きオフィスの住宅化が住宅不足解消の手段として注目されています。
しかし、建物の特性やコスト、規制の課題が立ちはだかる現状があり、行政の規制緩和や創意工夫が求められています。
オフィスと住宅の境界が曖昧になる時代に、賃貸経営の新たな可能性が広がっていることが見えてきます。
オフィスが住まいに変わる未来は、課題と可能性の両方を秘めています。
賃貸経営者にとって、この変化をどう活用するかが新しいビジネスのカギとなりそうです。