【イギリス】スター大家に夢中な若者たち
こんにちは!
RISO 店長ハチです。
今回は「世界では、不動産王の夢がスマホ片手に語られる!」
──そんな感じで進むのが、イギリスの若き家主インフルエンサーたちの人気ぶりをご紹介いたします。
今回の記事を読むことで、以下のポイントが理解できるようになります。
- 家主インフルエンサーの登場と人気の理由
- 大家業の実態とリスク
- 日本への影響の可能性
1. 家主インフルエンサーの登場と人気の理由
英国紙「ガーディアン」によれば、今やSNSのトレンドは「大家スタイル」?
イギリスでは、ランドロード(家主)インフルエンサーたちが若者たちの憧れの的になっています。
ここから学ぶべきは、家主業もエンタメ化される時代が到来した、ということです!
さて、今年28歳になるスター大家、ジェイムス・クープランドさん。
彼は、学生時代に安いローンで古い家を購入し、YouTubeで学んだDIYスキルでリフォーム。
手を加えた物件を賃貸や転売で利益を出し、その成功譚(せいこうたん)をTikTokにアップすることで大ブレイク。
一夜で6万回再生!
今や44万人のフォロワーが彼のリフォーム技術を楽しみにしています。
クープランドさんの動画を見て、
…と10代・20代が沸き立つのは当然でしょう。
でも待って!
彼らが注目するのは「楽しそうなリフォーム」や「収入の増え方」だけ。
大家業には、家賃の催促や不具合対応など、地味で骨の折れる業務が満載だということ、伝わってるのかな?
いや、フォロワーたちにとっては「地味な大家」よりも「かっこいいインフルエンサー」の方がずっと魅力的ですかね。
2. 大家業の実態とリスク
そしてここでツッコミどころ。
ガーディアンも警告していますが、大家業ってそんなに甘くない!
不動産投資にはリスクがつきもので、イギリスのベテラン大家たちは
…と警鐘を鳴らしています。
…と言いたいところですが、若者には通じないのが現実。
私も日本の若者がこの波に乗ってくるのを冷や冷やしながら見守っています。
3. 日本への影響の可能性
大家業のエンタメ化の兆し
そしてこの流れ、もちろん日本にも来るでしょう。
SNSで賃貸経営の魅力を語る日本の「家主インフルエンサー」が現れるのは時間の問題です。
私もそのうちTikTokで「賃貸大家の本音」を語る日が来るかも…?
いや、冗談ですよ。
そもそも私はカメラの前に立つと緊張で固まってしまいますからね。
イギリスでは、若い世代の家主がSNSを活用し、不動産運用やリフォームの魅力を発信することで、大家業が新たな憧れの職業として注目されています。
しかし、その裏には多くの地道な作業やリスクがあり、「簡単に儲かる」という幻想に警鐘を鳴らす声も少なくありません。
この現象は日本にも波及し、同様の家主インフルエンサーの登場が予想される中、SNSが不動産業界に与える影響は今後ますます広がっていくでしょう。
大家業は夢を語るだけでは成り立たない現実のビジネスです。
憧れと現実のギャップを知った上で、一歩ずつ着実に歩むことが成功への近道ではないでしょうか。