現場レポート

Vol.86 おとり物件の激減とその裏側をのぞき見!~今後の課題と取り組みを考える~

こんにちは!
RISO 店長ハチです。

最近、「おとり物件」が激減しているというニュースが飛び込んできました。

不動産業界がクリーンになりつつあるという明るい話題ですね。

しかし、そこに一抹の寂しさを感じるのは私だけでしょうか?

何せ「おとり物件」なんて言葉、なんだか忍者映画に出てきそうで、ちょっとワクワクしませんか?

「おとり」がいなくなったら、次は「影武者物件」とか出てきそうで不安です。

今回の記事を読むことで、以下のポイントが理解できるようになります。

  1.  おとり物件の現状と減少の背景
  2.  業界の改善に必要な取り組み
  3.  未来へのポジティブな視点

1. おとり物件の現状と減少の背景

さて、LIFULLの調査によると、2018年度には2,212件もあったおとり物件が、2022年度にはたったの126件にまで激減したとのこと。

その減少理由にはSNSの普及が挙げられています。

悪事はすぐバズる時代ですからね。

おとり物件バレる → 会社炎上 → 社長YouTuberデビュー

…という最悪のシナリオが怖いんでしょう。

炎上商法なんて、不動産業界には似合いませんからね。

現場の課題

しかし、「おとり物件ゼロへ!」と胸を張りたいところですが、実際には「意図せずおとり化している物件」も増えているとのこと。

たとえば、

管理会社
管理会社
入居申込があったけど審査中だからまだ掲載してる

…なんて状況。

これを責めるのは酷かもしれませんね。

不動産業者も

某不動産業者
某不動産業者
2番手、3番手の保険がないと、空室の恐怖で夜も眠れない!

…と切実です。

巧妙化したおとり物件の存在

さらに、最近は「巧妙なおとり物件」なるものも登場しています。

例えば、

家賃激安だけど契約期間数ヶ月、その家賃爆上がり

…という裏ワザ系おとり物件。

これにはもはや笑うしかありません。

もはや「おとり」どころか、「トラップ物件」と呼びたくなるレベルです。

こんな条件で契約する人、もしかして鋼のメンタルの持ち主なのでは?

2. 業界の改善に必要な取り組み

このような現状を見ると、不動産業界がクリーンになりつつあるのは確かですが、まだ課題も山積みです。

例えば、システムで管理会社と仲介会社がリアルタイムに連携することが求められています。

しかし、それには設備投資が必要。

これを聞いて中小不動産会社の社長さんたちは

某社長さん
某社長さん
投資?それって美味しいの?

…と目を丸くしているかもしれませんね。

また、監督官庁が定義する「募集終了のタイミング」と、現場の実情のギャップも埋めなければなりません。

この辺り、業界全体で「どう埋めるか」を議論する必要がありますが、私が提案したいのは、不動産会議で

店長ハチ
店長ハチ
どんなおとり物件が一番驚いたか?
コンテストを開催すること!

これで一旦みんな笑顔になりませんか?

3. 未来へのポジティブな視点

「おとり物件」という言葉が減るのは喜ばしいことですが、その裏には業界の努力があることを忘れてはいけません。

SNS時代において、信頼こそ最大の武器。

悪いことはバズるけど、良いこともバズるのがこの時代。

そんな中、私たち不動産業界も「信頼と笑顔」を武器に、楽しく健全な賃貸経営を目指していきましょう!

これからも、「理想の住まい」をお届けするプロとして、私が劣りない情報を発信して、皆さんに笑顔を届けたいと思います。

まとめ

おとり物件とは、存在しない物件や取引できない物件を指しますが、SNSの普及やコンプライアンス意識の向上によって、その数は大幅に減少しています。

ただし、募集終了後も掲載が続く意図しないおとり物件や、巧妙な手法による新しいおとり物件が存在するなど、依然として課題は残っています。

不動産業界ではシステム連携やルール整備が求められており、透明性を高める努力が続けられているのです。

信頼こそがこの時代の最大の価値。

不動産業界と私たち利用者が手を取り合い、安心して住まいを選べる社会を共に作りましょう!

さあ、次回は「驚きのリノベーション物件」をテーマにお話しします!

お楽しみに!