こんにちは!
RISO 店長ハチです。
前回の記事「インボイス制度と賃貸経営」に登場してきた大家Hさんの「税金で泣かないための裏ワザ」編について、お話ししたいと思います。
税務署からの圧迫を感じながら、毎月の帳簿とにらめっこする日々に疲れた大家のHさん。
しかし
と立ち上がり、知恵を絞って出した答えは…?
今回は、そんなHさんの工夫や使えるアイデアをお届けします!
今回の記事を読むことで、以下のポイントが理解できるようになります。
- 賃貸経営における具体的な節税対策
- 大家さんのための税制優遇制度
- 家族を巻き込む節税テクニック
- 税理士の活用による最新情報の取得
裏ワザその1:経費を賢く使いこなせ!
賃貸経営における具体的な節税対策 として、Hさんの最初の秘策は「経費活用大作戦」!
不動産賃貸の経費といっても、ただ何でもかんでも計上していいわけではありません。
Hさんが見つけた“意外な経費”とは?
1.プロ仕様の掃除道具
「ホコリ一つ残さない!オーナー魂を見せるぞ!」と豪語し、業務用掃除機を導入。これも賃貸管理の経費にできます。
2.家賃収入のための通信費
テナントとの連絡手段も重要。
ビジネス用スマホのプランは経費に含められます。
掃除道具や通信費など、賃貸管理に関連する費用を経費として計上する方法は一例です。
考え方としては、「業に関連する経費であれば計上できる」と覚えておきましょう!
但し、税務調査の際には「何だっけ?コレ?」とならないように、領収書や当時のメモ書きや裏付け書類などを記録しておくことは必須です。
何年経っても、きちんと説明が出来るような体制づくりが大切なのです。
このように賃貸経営にかかるコストを賢く抑えることが可能です。
裏ワザその2:大家さんのための税制優遇制度を最大限活用!
実は、大家さんには特定の税制優遇制度があるのです。
「小規模企業共済」や「経営セーフティ共済」など、所得控除が可能な共済制度は使わない手はありません。
Hさんも「とりあえず入ってみるか」とスタートし、退職金や将来の積立も兼ねて控除額を増やしました。
小規模企業共済や経営セーフティ共済など、大家さんが利用できる税制優遇制度の概要は下記リンクをご確認ください。
これらの制度を使うことで、節税と将来の資金備えが同時にできる点が有効ですね!
裏ワザその3:家族を巻き込んで節税対策!
家族も一緒に賃貸経営を手伝ってもらうことで、人件費として経費計上が可能に。
例えば、Hさんは息子に「家賃管理のサポート」と称して手伝わせ、人件費として適切な範囲で給与を設定しました。
… と一石二鳥!
家族が経営に関わる場合、適切な範囲で人件費として計上する方法です。
これは、家族の協力も得られ、一石二鳥の節税対策となります。
裏ワザその4:税理士を味方に!最新の税制改正を活かす
税制は毎年少しずつ変わるため、最新情報を得るのが重要。
Hさんも税理士に頼りながら、
という制度を見逃さず活用しています。
特に、不動産の修繕費や減価償却費の見直しで毎年しっかり控除を受けています。
税制は毎年変更されるため、税理士と連携して最新の税制改正を活かすことが重要です。
不動産の修繕費や減価償却費の見直しで節税し、手元のお金を少しでも増やしたいですね。
大家さんが税金の負担を軽減するために使える具体的な方法をご紹介しました。
特に、経費の工夫や共済制度の利用、家族のサポートを活用する方法など、日常の賃貸管理に役立つアイデアが、皆様の更なるアイディアに繋がれば幸いです。
賃貸経営者が税金を賢く管理し、手元に残る資金を増やすための実践的なアイデアが豊富に得られるよう今後も発信を続けていきたいと思います。
次回はHさんのさらに踏み込んだ、「税務署も驚く(かもしれない)節税の裏ワザ」をお伝えします!お楽しみに。
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